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4/9OA「どんな患者も断らない」世界を救う日本人医師【2分で見るカンブリア宮殿】

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この番組の本編はテレビ東京ビジネスオンデマンドでご覧いただけます。(入会月無料)
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/cambria/vod/post_199798/?utm_source=youtube&utm_medium=meta&utm_campaign=2mincamb_200409

東南アジアで15年以上にわたり医療活動などを続けるNPO法人ジャパンハート。これまで救ってきた患者は20万人以上。今では医師や看護師など年間800人以上のボランティアが参加する。大勢のボランティアがやってくる理由は、参加のハードルが高くないこと。

はじめは1人で活動を始めた創設者の??岡秀人。「どんな患者も断らない」を信条に治療を続けてきた。1人でも多く救うには「組織」が必要で、ボランティアで運営できる仕組みを作り上げた。「医療の届かないところに医療を届ける」という活動は国内でも展開。持続できるNPOとは?

《リピーターもボランティアが殺到する理由》
ジャパンハートに参加するボランティアは国内の病院に勤務する医師や看護師がほとんど。週末や有休を使ってジャパンハートのボランティアとしてミャンマーやカンボジアに赴く。参加日数は1泊2日からでも可能なのだ。

渡航費用などはもちろん全て自腹。ミャンマーで1週間参加した場合は約20万円かかる。それでも何度も参加する医師もいるなど、今では年間800人以上が参加する。

参加者は「参加のハードルが高くなかった」という。かつて、海外のボランティアというと、仕事を辞めて長期間参加などハードルが高かった。創設者の吉岡が「何も捨てなくていい」と言う。それがジャパンハート が継続していく強さの1つでもあるのだ。

《20万人を救った小児科医「どんな患者も断らない」》
大阪生まれの吉岡。「困窮している人を救いたい」と医師を志す。救急救命医として学んだ後、初めてミャンマーを訪れたのは1995年。第2次世界大戦の慰霊団に同行したことがきっかけだった。

13万7,000人の兵士が亡くなった一方で負傷した日本兵がミャンマーの方々に看病や食事などでお世話になっていた。日本人遺族からミャンマーに恩返しをしてほしいと言われ、医療活動を始めることを決意した。当初はたった一人で始まった医療活動。しかし、目の前の患者を救えないこともあり、医療の技術不足を痛感。

一旦日本に帰国し、小児外科の修行をする。そして2004年にミャンマーでジャパンハートを設立。「どんな患者も断らない」と決心。徐々に支援の輪も広がり始めた。設立以来、治療してきた患者はのべ20万人以上。2016年にはカンボジアに拠点病院となる「ジャパンハートこども医療センター」を設立。さらに院内に小児がんの専門病棟も建設。今では、日本の大学病院が小児医療の研修の場としてカンボジアに来るようになり、チームで診療を続けている。

《ジャパンハートが日本の医療を変える》
ジャパンハートは日本国内でも医療支援活動を開始。特に力を入れているのが「RIKA job」という取り組み。人手不足の離島やへき地の病院と、地域医療の現場で経験を積みたいという看護師をつなぐ活動で、最短3ヵ月から参加できる。ボランティアではなく、病院から給与も出る。

現在約300人の看護師が全国10ヵ所以上の病院で働いている。「医療の届かないところに医療を届ける」というジャパンハートの理念は今、国内外の枠を超えて広がりつつある。

この番組の本編はテレビ東京ビジネスオンデマンドでご覧いただけます。(入会月無料)
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