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天然記念物「虐待」で逮捕(2023年3月29日)

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国の天然記念物の甲斐犬などを劣悪な環境で飼育したとして、犬の販売業者の社長が逮捕された事件で、社長が「管理できる範囲を超えてしまった」などと供述していることが分かりました。犬の販売業者社長の尾川隆容疑者は、十分な水やえさを与えず、劣悪な環境で甲斐犬や柴犬を飼育し、虐待をした疑いがもたれています。警視庁によりますと尾川容疑者は、多いときで170匹以上を飼育していて、調べに対し「子犬の需要が大きく、半年から1年に1回交配させ繁殖させていたら、飼育数が膨らんでしまった」などと容疑を認めています。国の天然記念物「甲斐犬」は、山梨県が原産とされる狩猟犬で、トラのような毛並みが特徴です。聡明で忠誠心が強い性格が人気の中型犬です。
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ニュース - News
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