国の天然記念物となっている甲斐犬や柴犬などを劣悪な環境で飼育し、虐待したとして犬の販売業者の社長が警視庁に逮捕されました。動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは、犬の販売などを手がける「おがわん」の社長、尾川隆容疑者です。警視庁によりますと尾川容疑者は、ブリーダーとして2010年から甲斐犬などの販売をしていましたが、販売実績が下がったことで、いわゆる多頭飼育崩壊に陥ったとみられています。警視庁が1月、尾川容疑者の犬舎を家宅捜索したところ、104頭の犬が飼育されていましたが、水やえさが十分に与えられておらずやせ細っていたり、首がまっすぐ伸びない狭いケージで飼育されていたりしたということです。調べに対し、尾川容疑者は「劣悪な環境で飼育していて、虐待と言われても仕方ない」と容疑を認めています。
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