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遺骨引き渡せば「現実的・具体的な危険性ある」 オウム松本元死刑囚の遺骨引き渡し控訴審

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2018年に死刑が執行されたオウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の次女が遺骨と遺髪の引き渡しを求めて国を訴えた裁判の控訴審が開かれ、国側は訴えを退けるよう求めました。引き渡した場合、遺骨の所在地周辺の「公共の安全や社会秩序を害する現実的・具体的な危険性がある」としています。遺骨をめぐっては2024年3月、東京地裁が国に対して所有権がある次女へ引き渡すよう命じる判決を言い渡していました。

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