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賃上げ・少子化対策で論戦 衆院予算委(2023年2月22日)

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衆議院予算委員会は、岸田総理大臣も出席して、政権の重要課題である賃上げや少子化対策について議論されています。篠原官邸キャップに伝えてもらいます。

篠原官邸キャップ:
岸田総理は諸外国と比べて進まない賃上げについて、「待ったなし」だと、強い危機感と意欲を示しました。

岸田総理「賃金については諸外国と比べ上昇が緩やかであり、賃上げは待ったなしの課題であると認識する」

岸田総理はその上で、個人の能力向上を目指した、学びなおし=リスキリングを、5年間で1兆円規模で支援することや、成長分野に人材を移動させる労働移動の円滑化を図って、賃上げにつなげていく考えを強調しました。このほか岸田総理が「異次元の」と掲げる少子化対策については、「関与が薄いとされてきた企業や男性、独身も含めた社会全体の意識を変えることが重要だ」と述べ、社会の意識改革に重点を置く考えを示しました。こうしたなか、与党側は来週27日の予算案採決を目指していますが、野党側は反発しています。

安住国対委員長「来年度予算の衆議院通過について、27日の採決の提案が与党からあったが、審議が不十分であり、これを認めることはできない」

採決を前に与野党の対決姿勢は強まる見通しですが、予算案の年度内成立は確実な調整で、自民党内からは「支持率低迷でも岸田総理はしぶとい」との声も聞かれます。

#中国 #習近平国家主席 #ロシア #訪問予定 #プーチン大統領

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