大手証券のトップは、ウクライナ情勢や世界的なインフレなどの状況が改善するとの予測から、ことしの日経平均の高値は3万円を超えるとの見方を示しました。証券会社などの団体が鈴木財務大臣などを招いた懇親会で、野村ホールディングスの奥田健太郎グループCEOは取材に応じ、ことしの株価見通しについて、次のように述べました。
野村HD奥田グループCEO「インフレ等については徐々に収束、あるいはピークアウトも見込まれる。3万1,000円を目指して回復してくるのではないか」
また、大和証券グループ本社の中田誠司社長も前向きな見方を示しました。
大和証券グループ本社 中田社長「景気全体としては緩やかに成長していくと想定している。3万3,000円ぐらいになる可能性は十分にある」
東京証券取引所ではことし最初の取引となる大発会を迎えました。
JPX清田CEO「(卯年の相場格言は)『卯跳ねる』と言われている。この縁起の良い格言にあやかり株式市場も大きく跳躍するような年になることを期待したい」
しかし、きのうの日経平均株価の終値は、前年末より377円安い2万5,716円でした。大発会での値下がりは2年ぶりです。
#日経平均 #株価 #野村ホールディングス #奥田健太郎 #大和証券グループ本社 #中田誠司 #JPX #清田瞭
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