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袴田さん弁護団 検察に申し入れ(2023年4月20日)

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再審=裁判のやり直しが決まったいわゆる「袴田事件」で、検察側が、「再審での立証方針を決めるのに3カ月必要だ」としたことを受け、弁護団は20日、方針を早く明らかにするよう東京高検と最高検に申し入れを行いました。1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さんを巡っては3月に東京高裁が再審開始を認める決定をしています。10日には再審開始に向けた裁判所と弁護団、検察による三者協議が開かれましたが、弁護団によりますと、検察側は立証の方針を決めるのに3カ月必要だと述べたということです。弁護団は袴田さんが87歳と高齢なことなどを挙げ、「1日も無駄にすることはできない」として検察側に再審の速やかな進行に協力するよう求めました。
笹森学弁護士「検察官の方針を決めるのに3カ月必要で7月10日まで期間必要といったのはおかしいから、速やかに立証方針明らかにして再審公判の進行に協力せよと、何かしらの検討をしてもらえることを期待して戻ってきた」

#袴田事件 #死刑 #再審公判 #弁護団 #検察

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