アメリカの4月の消費者物価指数は、1年前から3.4%上昇し、伸びは3カ月ぶりに前の月から鈍化しました。伸び率は市場予想と一致し、3月の3.5%から縮小しています。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は、3.6%上昇と、こちらも伸び率が縮小し、3年ぶりの低い伸びとなりました。項目別では、住居費や電気代が5%を超す上昇となった一方、中古車は6.9%のマイナス、新車は0.4%のマイナスと、それぞれ下落しています。物価の瞬間風速を示す前月比ベースでは0.3%の上昇と、市場予想を下回り、こちらも前の月から伸びが縮小しています。
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