アメリカの労働省が発表した2月の消費者物価指数は、1年前から3.2%上昇し、伸び率が2カ月ぶりに加速しました。2月の伸び率は1月から0.1ポイント加速し、市場予想も上回りました。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は3.8%の上昇と、1月の3.9%から減速したものの、市場予想を上回りました。モノの価格は下落しましたが、サービス価格は5.2%の上昇と、高い水準が続いています。項目別では、住居費が5.7%のプラス、交通サービスが9.9%のプラスとなり、サービス価格全体を押し上げました。また、物価の瞬間風速を示す前月比ベースの消費者物価は全体とコア指数がともにプラス0.4%でした。
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