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様々な車種に対応可能な次世代マフラーから農業で用いる排気ガス浄化の機械まで フタバ産業【知られざるガリバー】

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今回のガリバーは自動車部品メーカー「フタバ産業」。

主に製造しているのは排気系部品のマフラーと、自動車の骨格にあたるボデー部品。排気系マフラーの製造販売数は国内トップを誇っています。

フタバ産業の設立は1945年。当初は戦時中に使われていた航空機の材料でパイプ製の応接セットなどを主に手がけていました。しかし、終戦直後で復興はまだ先…業績は徐々に悪化し、倒産の危機に直面。
そんなフタバ産業を救ったのが、急成長を遂げていた自動車産業。応接セットを製造する際の『パイプを曲げる技術』をマフラーのパイプ曲げに応用し、トヨタ車に採用されロングセラー製品に。

番組では、マフラーとボデーの製造工場も取材。マフラーのパイプをなぜ自在に曲げることができるのか?プレスされたボデーに施される模様のように見える凹凸の秘密とは…?

「技術は進化するもの」という考えのもと、先輩から受け継いだ技術をさらに進化させ後輩にバトンを渡しています。

脱炭素という大きな転換期にある自動車産業。ガソリン車の需要が徐々に減少していても、今あるガソリン車のマフラーの研究はさらに加速しています。
その研究とは、まだ開発中の次世代マフラー「モジュラーマフラー」です。従来では、自動車1台に対しマフラーもオリジナルを製造していましたが、モジュラーマフラーは共用もできる画期的なマフラー。このモジュラーマフラーが完成すれば、製造工程も減り、工場のSDGsにも繋がります。

フタバ産業が長年に渡り、培ってきた技術の真髄を取材しました!

ナレーター:渡辺真理
リポーター:野田心優

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