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植田氏は日銀総裁に最適任 岸田総理が人事案の狙い説明 衆院予算委員会(2023年2月15日)

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岸田総理大臣は衆議院予算委員会で、きのう国会に提示した次期日銀総裁に経済学者の植田和男氏を充てる人事案の狙いについて説明しました。国会記者会館から中継です。

横堀記者:
岸田総理は、植田氏が理論と実務の両面で金融分野に高い見識を持つことなどから、次期日銀総裁として「最適任だ」と述べました。

岸田総理「構造的な賃上げを伴う経済成長と物価安定目標の持続安定的な実現に向け、取り組む人を念頭に、国際的にも著名な経済学者であり理論実務両面で、金融分野に高い見識を有する植田和男氏を最適任と判断」

岸田氏はこのように述べ、植田氏が岸田政権の掲げる「構造的な賃上げを伴う経済成長」と日銀による「物価安定目標の実現」に向けた金融政策を両立することができる人物であることを強調しました。その上で、「主要国中央銀行のトップとの緊密な連携や、内外の市場関係者に対する質の高い発信力・受信力が格段と重要になってきている」と述べ、植田氏が適任者であると説明しました。ただ野党側は、人事案が事前に報道されたことなどに反発していて、あす松野官房長官が、国会で経緯について説明することになっています。

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