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大手企業賃上げ率の第1回集計 33年ぶりの5.58% 最終集計でも5%超の見込み(2024年5月20日)

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新田秀司労働政策本部長「今回、1991年以来の5%超。比較可能な1976年以降で過去最高の金額とわれわれは認識している」
経団連は2024年の春闘における大手企業の賃上げ状況の第1回集計を発表しました。月収の引き上げ額は1万9,480円で、2023年の最終結果の1万3,362円を超えて過去最高となりました。賃上げ率も2023年の3.99%を大きく超える5.58%と33年ぶりの高水準となっていて、経団連の担当者は7月に行われる最終集計でも5%を超えると見ています。経団連の調査はそれぞれの業種を代表する大手企業が対象のため、労働組合の全国組織・連合の最新集計の5.17%より高くなっています。物価が高騰する中で従業員の実質賃金が目減りしないように給料の底上げとなるベースアップを積極的に行った企業が多かったほか、人材獲得や確保の面からも賃上げが進んだと見られます。

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