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大川原化工機 国と東京都を訴えた控訴審始まる 原告・被告の双方が争う姿勢

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違法な捜査で損害を受けたとして「大川原化工機」の社長らが国と東京都を訴えた裁判の控訴審がはじまり、原告・被告双方争う姿勢を見せました。横浜市の機械メーカー「大川原化工機」の社長らは軍事転用可能な機械を不正に輸出したとして逮捕・起訴されましたが、裁判直前に起訴が取り消されたため賠償を求めて裁判を起こしました。一審の東京地裁は「捜査の違法性」を認定し国と都にあわせておよそ1億6,000万円の支払いを命じ、原告・被告双方が控訴していました。5日開かれた控訴審で原告の大川原化工機側は捜査機関が「意図的に事実をゆがめて立件に及んだ」と主張し改めて「捜査の違法性」を訴えました。一方、国と都は違法性を否定しました。

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