アメリカのホワイトハウスは26日、履行期限を迎えたイスラエルと、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの停戦合意について、2月18日まで延長されると発表しました。去年11月に発効した停戦合意では、1月26日までにヒズボラがレバノン南部から撤退するとともにイスラエル軍も撤収することなどが定められています。しかし、イスラエル側はレバノン側の合意の履行が不十分だとして、レバノン南部での駐留を継続していました。こうした中、レバノン南部で26日、イスラエル軍が南部の村に戻ろうとした住民などに発砲し、22人が死亡しました。一方、アメリカのヘグセス国防長官は26日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、イスラエルが自国を防衛するために必要な能力を確保することにアメリカは全力を尽くしていると強調したということです。
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