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タリバン復権から1年…深まる困窮で人身売買も 女性抑圧やテロの脅威根絶できず アフガニスタンのいま(2022年8月19日)

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アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンが約20年ぶりに政権を掌握してから1年。
当初は穏健な姿勢を打ち出していたが、女性を中等教育から閉め出し公職からも排除するなど、女性への抑圧を強めているのが実情だ。

一方でアフガニスタンは深刻な経済危機にも直面。
国際社会からの制裁が続いているうえに、干ばつやロシアのウクライナ侵攻で食料価格が高騰し食料難が深まっている。
小児病院には栄養失調になっている子供もであふれかえり、医師が懸命な治療に当たっている。
経済的困窮から少女の人身売買が横行していて、中には9歳の女の子までいたという。

また国際社会はアフガニスタンが再び「テロの温床」となることへの懸念を強めていて
国連は「タリバンはテロリストの活動を制限していない。アフガンのテロリストは自由を謳歌している」と指摘している。

ディレクター:鈴木芽衣
編集:岩崎伸夫
プロデューサー:矢田典隆

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