「解除」「GoTo」「聖火ランナー」などが話題…先週何に“モヤモヤ"した?トレンドワードで振り返る1週間【データ提供:インサイトテック】（2021年3月1日）

先週、日本人は何に「モヤモヤ」した？
AIベンチャー「インサイトテック」が運営するサービス「不満買取センター」におよそ
50万人の会員が投稿した内容を分析し、１週間を振り返ります。

こちらが、先週、投稿数が急上昇したトレンドワードです。
最も話題となったのは、「解除」。
首都圏を除く6府県で、１日午前０時に、緊急事態宣言が先行的に解除されました。
解除によって、感染の第４波が来ないかといった不安の声が目立つとともに、
「テレワーク制度が自然消滅しないように、デジタル庁などが頑張って欲しい」
などと、緊急事態宣言を契機に変化した暮らし方や働き方を
継続したいとの意見も目立ちます。
菅総理大臣は１日、首都圏１都３県で継続中の緊急事態宣言について、
「予定通り解除できるよう対策を徹底したい」と述べ、７日の解除を目指す考えを
強調しました。

また、久々に「GoTo」がトレンドに。
「地方の自治体などからGoToトラベルの話がまた出てきたが
今は感染をどう抑えるかだけを討論して欲しい!」などと、
人の動きを活発にするGOTOの再開が議論されていることを不安に思う意見が多数。
また、「GoToで得られた経済効果とGoToによって失った税金を検証すべき」との意見も出ています。
こうした中、自治体や観光関連産業でつくる日本観光振興協会が１日、
「日本の観光再生宣言」を発表。
新型コロナウイルス感染防止対策に徹底して取り組むと表明し、
「GoToトラベル」の再開に期待を示しました。
インサイトテックは、
「GoTo再開によって、感染防止対策や医療環境にどの程度追加のコストをもたらすのかについて、改めて説明が求められている」とコメントしています。

そのほか、「聖火ランナー」がトレンドに。
東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーを務める予定だった芸能人が、
相次いで辞退を申し出していることに対し、
「密を作ることになるので、芸能人は聖火ランナー辞退すればいい」
といった意見の一方、
「今もオリンピック目指して頑張っている選手のことを思うと複雑な気持ちになる。」
などと、賛否が分かれています。
聖火リレーをめぐっては、島根県の丸山知事が、
県内での聖火リレーの中止を検討していると表明しています。

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