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3月鉱工業生産3.7%低下 7年2ヵ月ぶり低水準

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経済産業省が発表した、企業の生産活動を示す3月の鉱工業生産指数の速報値は、95.8となり、前の月と比べて3.7%低下しました。
低下は2ヵ月連続です。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、自動車の工場停止などが響き、2013年1月以来、7年2ヵ月ぶりの低水準となりました。

また、経産省は、生産の基調判断を「一進一退ながら弱含み」から、「低下している」に下方修正しました。
業種別で低下したのは、15業種のうち13業種で、特に普通乗用車や操縦装置部品などの「自動車工業」や、半導体製造装置、産業用ロボットなどの「生産用機械」をはじめ、幅広い業種で大幅な低下が見られました。

一方、自動車を除く輸送機械工業や、パルプ・紙・紙加工品工業は上昇しました。

生産の先行きについては、4月が1.4%上昇、5月は1.4%低下を予測していますが、情勢の変化を織り込めていないため、下振れする可能性が高いということです。
企業が先行きの見通しを立てづらいため、経産省の担当者は今後も低水準が続くと見ています。

#鉱工業#景気#経済産業省#基調判断
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ニュース - News
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