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東電旧経営陣3人 二審も無罪(2023年1月18日)

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東京電力福島第一原発事故を巡り、業務上過失致死傷の罪で強制起訴された旧経営陣3人の裁判で、二審の東京高裁は一審に続き、3人を無罪とする判決を言い渡しました。この裁判は、東京電力元会長の勝俣恒久被告ら3人が、津波の対策を怠り原発事故で避難を余儀なくされた双葉病院の入院患者ら44人を死亡させたなどとして、強制起訴されたものです。18日の判決で東京高裁は、国の機関が最大15.7メートルの津波が来ると予測した「長期評価」について、「10メートルを超える津波が襲来するという、現実的な可能性を認識させる性質の情報とは認められない」と指摘しました。その上で、「電力事業者は最重要のインフラで、漠然とした理由で発電所を停止できない。被告らの認識を考慮すると原発の運転を停止するほどの義務があったとはいえない」として、一審に続いて3人を無罪とする判決を言い渡しました。

被害者側の支援者「これほどたくさんの人が被害を受けているにもかかわらず、たった44人の過失致死さえ認めない、無罪となることがどうしても許せません」
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