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木造の戸建て住宅を手掛ける大手ハウスメーカー住友林業。しかし、近年、大学の校舎や商業施設など木造の大型建造物に力を入れている。その根幹となっているのが「W350計画」 だ。木造で超高層ビルを建築できるほどに、部材や工法を進化させることで、町に木造建築を増やし、脱炭素を進めようという技術開発構想。その研究の中心を担ってきたのが今回の開拓者、住友林業参事・筑波研究所技師長の中嶋一郎だ。従来、鉄筋でしか実現できなかった建築基準法の耐火や耐震の基準を、鉄骨やコンクリートと木を組み合わせた“ハイブリッド木材”でクリア。阪神・淡路大震災級の揺れでも安全性が認められている。オーストラリアではすでに地上15階の高層オフィスビルまで建設した。さらに、京都大学と共同で木製人工衛星も開発。木で宇宙産業にまで乗り出していた。300年以上にわたり日本の林業を支えてきた住友林業の“木のスペシャリスト”中嶋が切り拓く新たな木の可能性に小説家・真山仁が迫る。
開拓者:住友林業参事・筑波研究所技師長 中嶋一郎
#住友林業 #木造ビル #高層ビル #脱炭素 #木製 #ハウスメーカー #真山仁 #ブレイクスルー #テレ東BIZ
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