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日銀9月決定会合議事要旨 大統領選後の米経済注視

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日銀は6日に9月の金融政策決定会合の議事要旨を公表し、その中で、複数の委員が「大統領選挙後、インフレが再燃し、アメリカの中長期の金利が上昇する展開も考えられる」と指摘していたことがわかりました。ある委員は、「当面は海外・市場動向を見守り、金融緩和の一段の調整は不確実性が低下した段階にすることが妥当である」と述べました。一方、ある委員は先行きの経済・物価情勢次第では「金融資本市場が不安定でも、政策金利の引き上げが適切となることもありうる」との見方を示しました。そのうえで、この委員は経済や物価が想定通りなら、早ければ2025年度後半に政策金利を段階的に1%まで引き上げる道筋を考えていると強調しました。日銀は、7月の会合で政策金利を0.25%に引き上げ、9月の会合では据え置きました。

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