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日銀 金融政策を維持 植田総裁は円安について「基調的な物価上昇率には大きな影響はない」(2024年4月26日)

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日銀は、26日の金融政策決定会合で短期金利を0%から0.1%程度に誘導するという現在の政策の維持を決定しました。
植田総裁「これからの金融政策運営はその時々の経済、物価、金融情勢次第という考え方が基本となる」
植田総裁は会見でこう述べ、次の短期金利の引き上げについては毎回の決定会合ごとに経済物価の見通しやリスクを丁寧に検討したうえで判断するとして、2%の物価上昇の目標の持続的・安定的な実現の観点から判断するという姿勢を繰り返し示しました。長期金利の急激な変動を防ぐための国債の買い入れ額については、3月の会合で決定した毎月6兆円程度という規模を維持しました。また、為替レートが34年ぶりの円安水準になっていることについては…
植田総裁「基調的な物価上昇率には大きな影響はないと判断した。金融政策は為替レートを直接コントロールするものではない」
植田総裁はこう述べた上で、「円安が実質所得への下押し圧力を通して消費に悪影響を与える事もゼロではない」と指摘し、消費が強い動きを示すかどうかが政策運営上重要なチェックポイントだとしました。

#金融政策決定会合 #短期金利 #日銀 #植田総裁 #円安 #為替レート

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