日本大学アメリカンフットボール部の部員による薬物事件で覚醒剤を麻薬と誤認し、所持していたとして麻薬取締法違反の罪に問われている北畠成文被告は12月1日の初公判で起訴内容を認め、「関係者、親に迷惑をかけて大変申し訳なく思っています」と謝罪しました。北畠被告は、大学の持ち物検査で薬物が見つかった際、監督から「沢田副学長に見つかって良かったなと言われた」と証言し、その時の心情を聞かれると「沢田副学長がもみ消すと思い、安心した」と述べました。検察側は「依存性・親和性は顕著」として懲役1年6カ月を求刑し、弁護側は、「大学の管理に問題があった」などとして執行猶予付きの寛大な判決を求めました。判決は2024年1月9日に言い渡されます。
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