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変異ウイルス呼称 ギリシャ文字に(2021年6月1日)

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WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスの変異ウイルスの呼び方について、ギリシャ文字のアルファベットを使用すると発表しました。
これまでは変異ウイルスが最初に確認された国の名前を使うのが通例でしたが、差別を助長する懸念から、変更に踏み切りました。
今後は、イギリスで見つかった変異ウイルスを「アルファ」、南アフリカで見つかったものを「ベータ」、ブラジルを「ガンマ」、インドを「デルタ」と呼び方を変更します。
「スペイン風邪」や「MERS=中東呼吸器症候群」などの感染症では、国や地域名を付けられることも多くありましたが、WHOは近年、こうした命名を回避していて、「差別を解消するために呼びやすい名前を付けた」と強調しています。
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