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元日原宿暴走事件 2審も懲役18年 被告の責任能力認める(2022年6月22日)

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東京・原宿の竹下通りで、2019年の元日、通行人を無差別に殺害しようと車を暴走させて8人に重軽傷を負わせた罪に問われた日下部和博被告の控訴審で、東京高裁は懲役18年とした1審判決を支持し、被告の控訴を退けました。
日下部被告は灯油を入れて火炎放射器のように加工した高圧洗浄機を車に積み、元日の参拝客らを無差別に殺害しようとした殺人予備の罪のほか、車で通行人らをはねた殺人未遂などの罪に問われていました。
裁判では1審に続き、責任能力の程度が争点になっていましたが、東京高裁は「完全責任能力を認定した1審の判断には不合理な点はなく誤りはない」と判断しました。
その理由として東京高裁は犯行準備を合理的に進めていたことを挙げ、「正常な精神機能に基づき犯行が実行された」としました。
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