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五輪汚職でKADOKAWA元室長に懲役2年 執行猶予3年(2023年6月15日)

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東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄の罪に問われた「KADOKAWA」の元室長に東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。「KADOKAWA」の元オリンピック担当室長、馬庭教二被告は組織委員会元理事の高橋治之被告におよそ6,900万円の賄賂を渡した罪に問われていました。判決で東京地裁は当時会長の角川歴彦被告の意向に従った従属的立場だったと認定しつつも、「自身の評価が得られるとの思いもあって、犯行に及んでいることからすると法令遵守の意識が乏しかったといわざるを得ない」と指摘し、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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