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世界的な食料危機の懸念高まる ウクライナ穀物輸出めぐりトルコが仲介 ロシアと外相会談へ(2022年6月8日)

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ロシアによるウクライナ侵攻で穀物の輸出が滞っている問題をめぐり、両国と良好な関係を維持するトルコが、仲介に乗り出しています。
8日には、ロシアと外相会談を開き、対応を協議します。
ロシアのラブロフ外相は7日、トルコの首都アンカラに到着しました。
8日にチャブシオール外相と会談し、ウクライナから穀物の輸出が滞り、世界的な食料危機への懸念が高まっている問題について打開策を協議します。
また、ロシア外務省によりますと、会談では、「ウクライナとの和平交渉の再開も議題になる」ということです。
これに先立ち、ロシアのショイグ国防相は7日、トルコのアカル国防相と電話で会談し、穀物を積んだ船が黒海の港から安全に航行できるようにするための協力について話し合いました。
こうした中、ロシア国防省は7日の声明で、ウクライナ側の部隊がマリウポリから撤退する際、港の穀物貯蔵庫に放火し、5万トンの穀物を廃棄したと主張し、食料危機の責任はロシアにあると主張する欧米の対応は「ヒステリー」だと批判しました。

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