ウイークリーニュースONZE×BizBuz：ハリポタも登場！ USJ 起死回生の秘策？！

BS11の報道番組「ウイークリーニュースONZE」のビジネス情報コーナー「BizBuz」では、「ハリポタも登場！　USJ 起死回生の秘策？！」と題して、大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ）」の新アトラクション「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」を紹介した。

　USJの入場者数は、オープン初年度の2001年に1100万人を記録し、好調な滑り出しだったが、その後一時700万人台になるなど落ち込んでいた。だが、2011年から急激に回復し、2013年度は、オープン以来２度目の1000万人超えを達成し、見事なV時回復を果たした。

　その要因の一つとして、小さな子供連れの家族も楽しめるテーマパークを目指す戦略が挙げられる。USJは　もともとハリウッド映画を題材にした大人向けのテーマパークという印象が強く、2011年3月の東日本大震災で全国に自粛ムードが広がり、客足が遠のく中で起死回生の一手として、関西在住の大人一人につき子供を無料にする「スマイル・キッズ・フリーパス」を実施。2012年にはスヌーピーなどのキャラクターを中心に、３歳から６歳向けの「ユニバーサル・ワンダーランド」を新設。家族連れが３割増加したという。さらに「モンスターハンター」などのゲームや「ワンピース」など日本のアニメとのコラボを積極的に展開し、より広い客層の獲得に成功した。

　そのUSJが約４５０億円もの巨費を投じて、今年7月15日にオープンするのが、映画、小説で人気の「ハリーポッター」の世界を再現したエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」。雪をかぶった灰色の石造りの家が立ち並ぶ「ホグズミード村」では、映画で実際に登場する店がたくさんあり、映画さながらの不思議な体験ができる。その先にエリアのランドマーク「ホグワーツ城」が壮大な姿を現す。映画「ハリー・ポッター」シリーズでプロダクション・デザイナーを務めたステュワード・クレイグ指揮のもと精巧に再現された映画そのままの城で、ハリーポッターの世界を楽しめる。

2014年5月11日放送

放送時間：BS11毎週日曜日 午後6時00分～6時55分
キャスター：
元村 有希子（毎日新聞科学環境部編集委員）
徳光美鈴
コメンテーター：
山路　徹（ジャーナリスト）
BizBuzコーナー
出演：猪狩　淳一（毎日新聞デジタル）