ウイークリーニュースONZE×BizBuz：よりビールらしく！ノンアルコールでフリーに楽しもう!

BS11の報道番組「ウイークリーニュースONZE」のビジネス情報コーナー「BizBuz」では、「よりビールらしく！ノンアルコールでフリーに楽しもう!」と題して、ノンアルコール飲料市場とリニューアルしたサントリー「オールフリー」を紹介した。

　サントリーによると、ノンアルコール飲料市場は2009年から急速に拡大し、13年の出荷数は4090万ケースと3年前から倍近い伸びとなっている。14年も4240万ケース、対前年比104％の出荷が見込まれており、好調に推移している。「オールフリー」は、ノンアルコール飲料市場の8割以上を占めるビールテイスト飲料でナンバーワンの人気で、今年1～5月の販売数も243万ケース（対前年110％）と伸びを続けており、年間でも対前年115％の800万ケースの販売を目指している。

　リニューアルを手がけたサントリー酒類ビール事業部の水谷俊彦・ブランド戦略部長によると、ノンアルコール飲料市場が急速に伸びたのは、酒を飲みたいが飲めない時に代替として飲む「自制の飲料」として限られた場面で飲まれていたものが、製法の進化などでおいしさが増し、さまざま場面で積極的にノンアルコール飲料を飲むようになったことが原因という。

　「オールフリー」は、「粒選り麦芽一番麦汁100％」「天然水仕込み」などビールと同じ原料と製法にこだわってビールらしさを出しながら、アルコール度数、カロリー、糖質の“三つのゼロ”を業界で最初に実現。運転前などの「自制」の場面以外のスポーツやレジャーなどでの飲用シーンを早くからすすめてきたことがナンバーワンとなった大きな理由だとしている。

　その「オールフリー」は今年5月、リニューアルを実施した。原料のこだわりはそのままに、仕込みの条件を最適化し、ラベルのデザインを一新した。水谷部長はリニューアルの狙いを「おいしさを常に追求して、時期にかかわらずアピールすることが重要」とし、ポイントとして「料理と同じで熱のかけ方など調整して、ビールらしさが増した。ラベルもグラスをイメージした金のあしらいを入れて、そこを強調した」という。同社では、リニューアルをより多くの人に知ってもらおうと、高速道路のサービスエリアやスーパーなどで約40万人の試飲を目標にした「おいしさ実感活動」を展開している。

7月27日放送

放送時間：BS11毎週日曜日 午後6時00分～6時55分
キャスター：
元村 有希子（毎日新聞編集委員）
徳光　美鈴
コメンテーター：
山路　徹（ジャーナリスト）
BizBuzコーナー
出演：猪狩　淳一（毎日新聞デジタル）