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「私自身もう刑務所から出ない方がいいと思っています」小田急刺傷事件 検察懲役20年を求刑(2023年7月6日)

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2021年8月、小田急線の電車内で、乗客3人を包丁で切りつけた罪などに問われている男の裁判で、検察側は懲役20年を求刑しました。無職の對馬悠介被告は2021年8月、小田急線の電車内で女子大学生など乗客3人を包丁で切りつけた殺人未遂などの罪に問われています。6日の裁判で検察側は「走行中の車内で逃げ場がなく生命侵害の危険が高い犯行」と指摘した上で、「社会への恨みを晴らすためという動機に酌むべき事情はない」として懲役20年を求刑しました。一方の弁護側は「精神障害が犯行を後押しした」などと述べ、懲役15年が相当と主張しました。對馬被告は最後に「私自身もう刑務所から出ない方がいいと思っています。皆さま本当に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。

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