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FRB年内利下げ1回に 日銀は国債購入の減額を議論

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アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は12日、FOMC=連邦公開市場委員会を開き、政策金利の据え置きを決定しました。焦点となっていた年内の利下げ回数の見通しを従来の3回から1回に減らしました。政策金利の誘導目標は5.25%から5.5%の間で維持され、7会合連続での据え置きが決まりました。また、同時に公表した経済見通しでは、年内の利下げ回数を1回と想定し、従来の3回から減らしました。
パウエル議長「2023年後半はインフレ率が大幅に減速も、2024年1~3月期は下げ止まった。そのため利下げする自信が得られるまでまだ時間がかかると考えている」
パウエル議長は、インフレ率の減速を評価しながらもその動きは停滞していて、現行の政策金利水準を維持する必要があると判断したということです。一方、日銀は13日と14日の二日間、金融政策決定会合を開きます。植田総裁はこれまでに「大規模な金融緩和からの出口を進めていく中で、国債の買い入れ額を減額していくことが適当だ」と述べています。現在日銀は1カ月に6兆円程度の国債を購入することとしていますが、会合では長期金利が急激に変動しないように国債購入額を減らす方針について議論することにしています。

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