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野党が内閣不信任案を提出(2021年6月15日)

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あすに迫る国会会期末を前に、さきほど、立憲民主党など、野党4党が、内閣不信任案を提出しました。
国会から、坂井田記者に伝えてもらいます。

(坂井田記者)野党4党で内閣不信任案提出の足並みがそろったことで、政府与党との対決姿勢が鮮明になり、勢いを増しています。
野党側は、午前9時すぎ「新型コロナ対応で失策が続いている」などとして、内閣不信任案を提出しました。

(立憲民主党 安住国対委員長)
「この内閣には国民の生命や、あの生命を守るね、あの資格がない、それから説明責任は果たさないそういうことからいって、我々は不信任を出しているわけですから、もし解散となれば、受けて立とうというふうに思っています」。

内閣不信任案の提出を受けて、けさ、菅総理大臣と二階幹事長が電話で会談し、午後1時から開かれる衆議院本会議で内閣不信任案を否決する方針を確認しました。

坂井田さん、与党側は以前から「内閣不信任案が提出されれば、即、解散する」とけん制していましたね。
衆議院解散につながることはないんでしょうか?

(坂井田記者)はい。
きのうも、菅総理大臣との協議を終えた自民党の二階幹事長は、不信任案が提出されれば「解散を進言する」と記者団に話していました。
実際、ある野党幹部は「二階さんは、感染状況が見通せないオリンピック後に解散するよりも、早いうちに解散した方がいいと考えているのだろう」と話しています。
ただ、その野党幹部も「菅総理には解散するだけの決断力はない」と言い切っていますし、菅総理に近い政権幹部の一人も「総理はコロナ対策を優先する考えだ。」として、解散にはつながらないとの見方を示しました。
衆議院で内閣不信任案が提出されている一方で、重要施設周辺の土地利用を規制する法案をめぐって参院内閣委員長の解任決議案が提出されるなど、参議院側でも野党側の抵抗が強まっていて、国会の会期末をあすに控えて、与野党の神経戦が続く一日となりそうです。
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ニュース - News
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