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英チャールズ国王戴冠式 伝統と格式の英王室にあって変化も(2023年5月7日)

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イギリスのチャールズ国王の戴冠式が6日、行われました。ロンドンからの報告です。
1000年以上に渡って継承されてきた戴冠式。中世の時代からほぼ変わらぬ形で儀式を続けているのはヨーロッパの国々の中でもイギリスのみです。ただ変化もあります。キリスト教以外のイスラム教やユダヤ教などの宗教を代表する人が初めて式の進行に参加。背景には最近の調査で、キリスト教の信者が初めて5割を下回った事があります。また、儀式の時間や参加者の数なども前回よりコンパクトに。式に投入される国民の税金を減らそうとした事が伺えます。それでも、物価高に伴う生活苦などから会場の外では戴冠式や君主制そのものに反対するデモ隊の姿もありました。そうした影響もあり、戴冠式後のパレードの距離も短縮。エリザベス女王も乗った「黄金の馬車」も短い登場となりました。伝統と格式の中に、現代のイギリスが含む多様性や国民感情をなるべく反映させよとしたチャールズ国王。君主として国民を統合できるのか、今後、その手腕が問われます。

#チャールズ国王 #戴冠式 #イギリス王室

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