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日韓首脳が韓国で会談 12年ぶりにシャトル外交を再開(2023年5月7日)

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岸田総理大臣は、就任後初めて韓国を訪問し、午後4時前、尹錫悦大統領と首脳会談を行いました。ソウルで岸田総理を取材する齊藤記者の中継です。
日韓の首脳が頻繁に相互の国を訪問するシャトル外交としては、日本の総理の韓国訪問は、実に12年ぶりのことです。首脳会談は韓国大統領府で午後4時前から始まり現在も続いているとみられます。首脳会談の冒頭で、岸田総理が「前回の首脳会談から2カ月足らずの間に既に様々な対話がダイナミックに動き出している」と述べたのに対し、尹大統領は「かつて両国の関係が良かった時代以上により良い時代を作らなければならないという責任感を感じている」と応じ、日韓関係の改善を加速させることで一致しました。会談では、韓国側が解決策を示した元徴用工問題についても議題に上ったとみられます。このほか、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応で連携強化を確認したほか、半導体などのサプライチェーンの強靱化といった経済安全保障分野の協力も加速させることなどを話し合われたものと見られます。一方、まもなく両首脳による記者会見が行われますが、韓国国内では、3月の会談での岸田総理の歴史問題を巡っての発言では、「不十分だ」との不満の声が強く、今回、岸田総理がどういったメッセージを発信するのかが焦点となっています。

#日韓首脳会談 #岸田首相 #ユンソンニョル大統領 #半導体

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