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芸能・メディア業界で半数が「忖度」経験 民間団体が実態調査(2024年2月14日)

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評論家の荻上チキさんが代表をつとめる調査団体が、芸能・メディア業界におけるハラスメントや圧力問題について実態調査を行い、その結果を公表しました。調査は旧ジャニーズ事務所の性加害問題をきっかけに行ったもので、芸能や報道分野に携わる275人から回答を得ました。調査では競合する他社のタレントを出演させないようするなどの、取引禁止の「圧力をかけられた経験」があるとの回答が半数近くにのぼったほか、不都合な内容について「報道規制の圧力をかけられた経験」があると回答したのは39.2%でした。またタレントなどの不祥事をめぐる報度について「自粛や忖度をした経験がある」が46.7%でした。このほかに仕事などの見返りに「性的接待を要求された」や「セクハラや性暴力の被害を受けた経験」があるとの答えも寄せられています。調査した団体は、調査結果を業界の改善に役立ててほしいとしています。
荻上チキ氏「調査結果を踏まえ、どういった改善が必要かさらにすすめてほしい。ジャニーズに限定しないで調査を続け、ハラスメント防止ガイドラインの策定・是正などし、現状を変えてほしい」

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