FRBは23日、今月1日と2日に開催したFOMC=連邦公開市場委員会の議事要旨を公表しました。その中で、参加者の大多数が「利上げのペースを近いうちに減速させることが適切となる可能性が高い」との認識を示したことが明らかになりました。FRBはこの会合で0.75ポイントの利上げを4回連続で決定しました。議事要旨によりますと、会合では数人の参加者が「インフレ圧力が弱まっている兆しが乏しい」として、政策金利の最終到達点の見通しをこれまでの予想からやや上方修正しました。また、複数の参加者はインフレ抑制の目標に近づけるほど金融引き締めが進めば、利上げペースの減速が適切になると分析し、大多数の参加者はその時期が「近い」と判断したということです。
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