アメリカ航空機大手のボーイングの労働組合は23日、会社側が提案した4年間で35%の賃上げを含む新たな労働協約案を否決しました。これにより、1カ月に及ぶストライキがさらに継続されることになります。ボーイングをめぐっては労使は当初、25%の賃上げで9月、暫定合意していましたが組合員が投票で否決し、ストライキに入りました。今回、会社側は、35%の賃上げなどを盛り込んだ新たな労働協約案を提示しましたが、組合員の投票の結果、64%が反対したということです。労働組合が求める40%の賃上げに届いていないためとみられます。これで、1カ月に及ぶストライキがさらに継続されることになります。
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