特殊詐欺の仲間だった男性を殺害しようとしたなどとして、同じ詐欺グループの指示役をしていた兄弟で兄の山本翔輝容疑者と、弟の山本龍斗容疑者が殺人未遂などの疑いで警視庁に逮捕されました。2人は北海道内のラブホテルで20代の男性の顔を浴槽に沈めて、窒息死させようとした殺人未遂などの疑いが持たれています。2人は、その後男性を全裸にさせ、わいせつな行為をするよう指示し、その様子を撮影して、「逃げたら拡散させるからな」と言ったということです。警視庁によりますと、3人は地元の友人で、同じ詐欺グループでしたが、男性が山本容疑者らに黙って別の詐欺をはたらいたことで仲間割れし、男性が「殺される」と警視庁に出頭したことから発覚しました。警視庁の調べに対し、翔輝容疑者は「弁護士が来てから話します」と供述し、龍斗容疑者は、黙秘しているということです。
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