新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、政府が、来年の春にも現在の「2類相当」から、季節性インフルエンザなどと同じ、「5類」に引き下げる方向で検討していることがわかりました。「5類」へと引き下げられれば、行動制限などの強い措置は取れなくなります。また、検査やワクチン接種などが原則自己負担になりますが、公費負担を継続する案も検討されています。厚生労働省の専門家会合では医療体制の整備などの議論がまだ必要だとする慎重な意見も出ていて、専門家らは、年明けにも見解を示す考えです。28日発表された新型コロナによる死者は全国で415人で、1日あたりの死者数が初めて400人を超えました。政府は、感染状況を踏まえながら、引き下げの時期を判断する考えです。
#新型コロナ #5類
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