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父・勇一郎被告に懲役16年

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千葉県野田市で去年1月、小学4年生の栗原心愛さんが虐待を受け死亡した事件で傷害致死などの罪に問われた父・勇一郎被告に千葉地裁は懲役16年を言い渡しました。
千葉地裁前から中継です。

(野村記者)裁判はさきほど11時から始まり、今も判決理由の読み上げが続いています。
勇一郎被告はこれまでの裁判で心愛さんへの暴行について「心愛が嘘をついている。暴れたのを押さえようとしただけ」などと証言し、虐待はしつけが行きすぎた結果だと主張していました。
これに対し検察側は勇一郎被告の証言は妻や関係者の証言と食い違う点が多く、信用できないと指摘した上で壮絶な虐待を「拷問やなぶり殺し」と表現し、懲役18年を求刑していました。
裁判では勇一郎被告の証言の信用性と量刑が焦点となっていましたが、きょうの判決で千葉地裁は長年にわたる虐待を認定し懲役16年の実刑判決を言い渡しました。
心愛さんの虐待事件の起きた野田市では、虐待などに対応する新たな部署を作るなど、再発防止に向けた取り組みが進んでいます。
以上中継でした。
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