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欧州議会選で極右・右派が躍進 フランスでは下院解散で総選挙へ

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EU=ヨーロッパ連合の立法機関、ヨーロッパ議会の選挙は、9日開票され、EUの政策に批判的な極右や右派が躍進しました。フランスでは与党連合が惨敗する結果となり、マクロン大統領は議会の解散を表明しました。暫定の結果などによりますと、親EUの会派が過半数を確保し、中道右派が第1党を維持する見通しです。しかし、移民問題やEUの規制への反発を背景に、極右と右派の2つの会派が、フランスやオランダなどで躍進し、改選前の合わせて118議席から130議席以上に伸ばす見込みです。
マクロン大統領「国民の投票で議会の将来を選択してもらう。国民議会(下院)を解散する」
フランスのマクロン大統領は9日、自身の与党連合が野党の極右「国民連合」に惨敗したことを受け、議会下院を解散し、総選挙を行うと表明しました。下院選挙は2回投票制で、6月30日と7月7日に実施されます。現地メディアによりますと、「国民連合」の推定得票率は与党連合の2倍以上となるおよそ32%に上り、パリオリンピックの開幕を控える中、内政が混乱する恐れがあります。

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