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シャンシャン中国へ出発(2023年2月21日)

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中国に返還される東京・上野動物園のジャイアントパンダ、「シャンシャン」がきょう、ファンに見守られながら中国へ旅立ちました。シャンシャンは中国から貸与された両親から生まれたため、所有権が中国にあります。2020年に返還される予定でしたが、新型コロナの影響で度々延期されてきました。シャンシャンを乗せたトラックは午前7時すぎ、手を振る飼育担当者たちに見送られゆっくりと園を出て行きました。沿道には大勢のファンが詰めかけ、シャンシャンとの別れを惜しみました。シャンシャンは午後1時前、チャーター機で成田空港を発ち、同行する上野動物園の職員2人とともに、中国へ向かいました。一方、シャンシャンが去った上野の百貨店では、人気者の名残を惜しむイベントが開催されています。期間中は、パンダ愛好家が撮影した920日分のシャンシャンの写真を展示するほか、ぬいぐるみなどのパンダグッズや、パンダの形がかたどられたスイーツなど、全館で約400種類の商品を販売しています。
松坂屋上野店山口華子さん「シャンシャンがいるから上野の街に来てくれて、さらに松坂屋にも来てくれる形でお客さんと私たちをつなげてくれたアイコン的な存在でした。」
イベントのうち、写真展は3月7日まで開催されています。

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