韓国ソウルの繁華街・梨泰院で起きた事故で、当時、現場の警察の人数が137人で、密集への対応ができていなかったことがわかりました。この事故は10月29日夜、ソウルの繁華街・梨泰院で大勢の人が折り重なるように倒れて死傷したもので、これまでに155人が死亡、150人以上がケガをしています。この事故をめぐっては、警察当局は当時の現場の警備人数について、「137人を配置していた」と明らかにしました。また別の当局者は、警備態勢が「人の移動に対する統制より、違法行為の取り締まりに焦点を合わせていた」と説明しました。しかし、現場周辺には事故当時およそ10万人が訪れていたとされ、韓国メディアでは、安全対策や消防の初期対応などへの批判が相次いでいます。またこれまでに日本人の女性2人の死亡が確認されていますが、死亡した冨川芽生さんの家族が昨夜、ソウル市内の病院で遺体と対面しました。
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