去年10月、東京・稲城市の住宅で、現金や金塊が奪われた強盗致傷事件で、逮捕された容疑者らがルフィ、キム、ミツハシを名乗る人物から指示をうけていたことが新たにわかりました。強盗致傷などの疑いで警視庁に逮捕されたのは、無職の葛岡隆憲容疑者と大古健太郎容疑者ら7人です。捜査関係者によりますと、複数の容疑者が通信アプリ「テレグラム」を通じて、ルフィ、キム、ミツハシと名乗る人物から強盗の手口などについて指示を受けていて、そのうちルフィとキムはフィリピンから発信されていたということです。容疑者らは指示者側に身分証を渡し、家族構成などを伝えているため「家族や職場に危害が加えられるので、やめられなくなる」と話しているということです。一方、東京・狛江市の住宅で発生した強盗殺人事件で殺害された90歳の大塩衣與さんの息子が取材に応じ、「個人の感情を言えばお袋殺されてこの野郎って気持ち。悲しいに決まってる」と話しました。警察庁は、全国の少なくとも14の事件が同一グループによるものとみて捜査をしています。
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