日銀は金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持することと、新型コロナの影響を受けた企業への資金繰り支援策を継続することを決めました。日銀は2日目の金融政策決定会合で短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に誘導する大規模な金融緩和政策の継続を決めました。ETF=上場投資信託は年間12兆円を上限に買い入れを続けます。また、日銀は新型コロナの感染再拡大などを受け、今年度の物価上昇率見通しを0.1%に引き下げました。「2%の実現には時間がかかっており、そのこと自体は残念なことだ」日銀が掲げる物価上昇率2%の目標は8年経っても実現できない状況です。また、きのうは日銀が、初めて2023年度の消費者物価上昇率の見通しを示し、1.0%と予想しました。
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