厚生労働省で、感染症の専門家による会議が開かれ、今後、新型コロナの変異ウイルスが全国的に拡大するとの分析をまとめました。専門家らは、感染力が強い変異ウイルスが関西で8割を占めるほか、東京で4割程度、愛知で6割程度など、他の地域でも上昇傾向にあると指摘し、今後、全国的に置き換わることが予想されると分析しました。また、「ゴールデンウイーク期間に感染を抑える必要がある」として、人と人とが接触する機会を減らすよう呼びかけました。東京都できのう、感染が確認されたのは828人で先週の火曜日より117人増え、27日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。また、大阪府では、過去2番目となる1,230人が、兵庫県では、火曜日としては過去最多の505人の感染が判明しています。
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