日米豪印が確認　「主権…諸原則守られるべき」【モ－サテ】（2022年5月25日）

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日本、アメリカ、オーストラリア、インドの４ヵ国の枠組み、クアッドの首脳会合が、きのう総理官邸で行われ、ロシアによるウクライナ侵攻を念頭に、法の支配などの原則はいかなる地域でも守られるべきだと確認しました。クアッド４ヵ国の中でインドはロシアと関係が深く、ウクライナに侵攻するロシアへの対応が注目されていました。岸田総理は会見で「インドも参加する形で法の支配などの諸原則が確認された」と話し、インドを含め、クアッドとして一致したメッセージを打ち出せたと成果を強調しました。ただ、会合の成果文書でロシアを名指しして批判した部分はなく、岸田総理は「クアッドの議論は特定の国を対象にしたものではない」と述べるに留めました。このほか、中国が関係構築を進めるインド太平洋地域の途上国に対し、クアッドから、５年間で500億ドル以上のインフラ支援を打ち出すことなどで一致しました。こうした取り組みを通じて、インド太平洋地域で自由や民主主義の価値観を広げ、経済的、軍事的に影響力を強める中国をけん制する狙いがあります。

#クアッド　#日本　#アメリカ　#オーストラリア　#インド　#ロシア　#ウクライナ　#中国　#首脳会合　#岸田文雄　

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