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戦後77年 兄失った遺族の声 不戦への思い(2022年8月15日)

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天皇陛下「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和とわが国の一層の発展を祈ります」

終戦から77年となる15日、東京千代田区の日本武道館で戦没者追悼式が開かれました。
今年の式典は、新型コロナの対策として、3年連続で規模を縮小しましたが、緊急事態宣言下で、過去最小規模となった去年より緩和し、戦没者の遺族などおよそ1,000人が参列しました。
岸田総理は、就任後初めての出席となりましたが、式辞の中で、第二次安倍政権発足以降、10年連続言及のないアジア諸国への加害責任には、今年も触れませんでした。
今回の出席者のうち最高齢で、兄2人を亡くした澤﨑卓兒さんは不戦への思いを語りました。

澤﨑さん「およそ50年に一度、大きな戦があるんだよと。そういう、繰り返しで、一時代一時代が移ってきたような話を、私は今まで聞いていた。ひょっとしたら、もう始まっているかなと言う気持ちもいくらか持っている。しかし絶対こういうことがあってはいけないよという思い。」

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