戦後日本を代表する詩人の谷川俊太郎さんが13日、老衰のため都内の病院で亡くなりました。92歳でした。谷川さんは1952年に発表した詩集「二十億光年の孤独」で、みずみずしい言語感覚を持つ戦後詩の新人として注目を集めました。「朝のリレー」など国語の教科書に採用された詩も多く、幅広い年代に時代を超えて読み継がれてきました。現代詩に限らず、アニメ「鉄腕アトム」の主題歌の作詞や、マザー・グースやアメリカの絵本「スイミー」、スヌーピーが登場するマンガ「ピーナッツ」など、海外作品の翻訳も手がけました。葬儀は近親者ですでに執り行われましたが、後日、お別れの会を開くということです。
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