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悪夢再び?大統領選めぐる混乱で大規模暴動の恐れ 対中債務や中国人労働者問題も(2022年8月26日)

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アフリカのケニアで行われた5年に一度の大統領選挙。
ルト副大統領とオディンガ元首相の事実上の一騎打ちとなったが、選挙管理委員長は8月15日、僅差でルト氏が勝利したと発表した。
事前調査で優勢が伝えられていたオディンガ氏は選挙で不正があったと主張し、結果の受け入れを「拒否する」と表明。
また選挙結果の発表直前に選挙管理委員会の委員7人のうち4人が、開票作業が「不明瞭だった」として、この結果を「認めない」とした。

ケニアの大統領選をめぐっては、その結果を受け大規模な暴動がたびたび発生してきた過去がある。
2007年に行われた大統領選は集計段階で大規模な不正が発生した疑いが強まり大規模な暴動が発生し1,200人以上が死亡した。
また2017年の大統領選でも開票作業を巡る不正疑惑が浮上し、デモを起こした100人以上が死亡する事態となった。

今回も選挙結果に納得いかないオディンガ支持者の一部がデモを敢行。
オディンガ氏は支持者らに「平和を維持してほしい」と呼びかけ、暴力行為に及ばないように訴えているが予断を許さない状況だ。

政治的腐敗や汚職対策が問われた今回のケニアの大統領選だが、中国を巡る問題も大きな争点だった。
ケニヤッタ政権下で推し進めた中国との数々のプロジェクトで中国からの借り入れが急拡大。
中国の「債務のワナ」を懸念する声もあがっている。
また中国人労働者が急増したことも社会問題となっているほか、中国からの支援に関連する汚職や不正などの疑惑も取り沙汰されている。
こうしたことから直近の世論調査では87%のケニア国民が中国からの借り入れが過大と認識しているという。

プロデューサー:矢田典隆
編集:村上学

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