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広島・原爆投下から78年 総理「理想と現実を結びつけるロードマップ示す責任」(2023年8月6日)

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原爆が投下されてから、78年となる広島では6日、平和記念式典が開かれました。爆心地に近い平和記念公園にはまだ暗いうちから多くの人が訪れ、祈りを捧げました。
参列者「母の兄は向こうで理髪店をしていて亡くなった」
参列者「ここで(5月に)サミットやったから終わりではなく、ここに来た人たちや世界の人たちの思いが動いていけばいい」
平和記念式典には、岸田総理大臣や過去最多の111カ国の代表ら、合わせておよそ5万人が参列し、原爆が投下された午前8時15分、黙とうを捧げました。
岸田総理「「核兵器のない世界」の実現に向け、引き続き積極的に取り組んでいく」
広島では今年5月、G7サミットが行われましたがサミットでの協議は核抑止体制の維持が前提になっていたという批判も出ています。これに対し、岸田総理は「国を取り巻く安全保障環境は大変厳しい状況」だとして安全保障確保という現実と『核兵器のない世界』という理想を結びつけるロードマップを示すのが政治の責任だと述べました。

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